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働きたくない大学生へ告ぐ!会社はお金がもらえて勉強できる場所です

会社
田中です。

大学生4年生(もしくは6年生)の皆さんは、そろそろ就活が終わり、内々定をもらっている人も多いのではと思います。

でも、実際は、会社という組織に属して働きたくない、という人も結構多いのでは?と思います。

最近では特に「社畜」という言葉がネット上でも多く氾濫していて、会社に属して働くことがバカなこと、もしくは格好の悪いこと、のように言われていたりもします。

そして、「社畜」になりたくないという人に対して、

「会社で働かなくても生きていける。ブログやアフィリエイトで簡単に儲けられる。」などといった誘い文句でオンラインサロンなるものに入会させ、搾取しているきわめて無責任な人達も存在しています。

そんな中、自分は働きたくないんだという大学生に向けて、サラリーマン経験もある僕から、伝えておきたいことをお話ししたいと思います。

特に、悩める大学生の皆さんに読んで頂けると嬉しいです

働きたくないという大学生の皆さんへ

僕の経歴を簡単にお話します。

僕はバブル時代に地元の国立大(文系)に一浪のすえ入学しました。

大学4年間はアルバイトとサークル活動、合コン、ギャンブル(パチンコ、麻雀、競馬)に明け暮れるものの、単位はなんとか取得して留年せずに無事に4年で卒業しました。

就職活動は金融業界を中心に行い、結果として金融関係に就職し、その後、あまりの仕事中心の人生に嫌気がさして転職しました。

転職後は地元にもどり、その後は転職することもなく、今の会社で20年近く勤務しています。

これまでに「できるものなら働きたくない」と何百回思ったか分かりませんが、家族のため、最終的には自分のため、約30年ちかくサラリーマンとして生きてきました。

いわゆる大企業に就職するメリットとデメリット

私は新卒時、大手金融機関に入行しました。

その理由は二つあります。

一つ目は給料がよかったこと。

二つ目は世間体がよかったこと。

私には、特にこれをやりたいということがありませんでしたので、こういう選び方になりました。

給料は、1年目こそ月給は当時20万円弱でしたが、ボーナスは最初の夏から約50万円でましたし、30歳時点では年収で900万円は超えていました。

もちろん、その分、仕事はかなりハードでしたし、拘束時間もものすごく長く、時給にしたらアルバイト並か?という感じではありました。

しかし、社宅(古かったですが)が東京でも毎月1万円台だったり、お金をつかう暇がなかったり(これが良いのか悪いのかは別ですが)ということで貯金はかなりできました。

給与や世間体もありますが、大企業に入るメリットは、

研修が充実していることと、若い頃からスケールの大きい仕事にかかわれることだと思います。


実際、私は会社に入ってから、ビジネスマナーや仕事の進め方などを徹底的に研修やOJTで叩き込まれたおかげで、約30年がたった今もなお、その時の経験が仕事に活きています。

また、大きな仕事を担当したことで、その後の仕事でも(それが未経験であったり難しい内容であっても)それほど困ったことはありません。


それは、本当に新卒で入社した会社で鍛えられたおかげであり、大企業に入ることのメリット(大企業に入るからこそ獲得できるもの)と言えると思います。

大企業に就職して悪かったこと

一方、大企業に入って悪かったことと言えば、それはやはり個人の裁量が少ないことと、組織の規模が大きいために社内調整等が非常に大変なことです。

与えられる仕事は大きくて重要だったりするわけですが、その分、個人で決められることは少なく、事前に社内の根回しが必要になります。

その他にも、定例の無駄な会議が多かったり、図体が大きいため何かと融通がきかなかったり細かかったりするところもストレスがたまるところです。

しかしながら、同じ入るなら、最初は中小企業よりも大企業のほうが給与や福利厚生、有給休暇の取得などを考えると絶対良いと思います。

もちろん、仕事上の個人の裁量を重視する人や、とにかくやりたいことがあってそれを重視する人は、最初から中小企業や外資系企業、ベンチャー企業もありだとは思いますが。

「組織」に属するメリットとデメリットは

大企業か中小企業かに関わらず、会社組織に属するメリットとデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

まず、メリットは

組織で仕事をしているので、自分が万一病気をして休むことになっても、仕事はまわるし給料も基本的には毎月支給される、という仕事面、経済面での安心感が一番大きいと思います。

これが、個人で仕事をしている場合だと、休めば仕事は止まってしまいますし、収入もそれに応じて減ってしまうというリスクがありますから。

次に、デメリットは

上司に生殺与奪の権利を握られている、つまり、組織で出世するかどうかは上司の評価次第である、また、自分の好きな仕事ができるとは限らない、というところが大きいかと思います。

上司や部下といった人間関係や、異動部署は自分ではコントロールのしようがありません。

変な上司や部下にあたったら神経をすり減らしますし本当に苦労します。

宮仕えの辛さは、もちろん仕事内容もありますが、一番大変なのは人間関係です。

こういった部分が嫌で、個人でできる仕事、例えばフリーランスや、責任が軽い仕事、つまり派遣社員やアルバイトとして働くことを選択する人も中にはいるのだろうと思います。

正社員か、それとも派遣社員か

正社員として働く場合と派遣社員として働く場合とでは、何が大きく違うのでしょうか。

一言で言えば、処遇(給料、安定性、責任の重さなど)が違うということです。

正社員は、それなりの給料をもらい、生活が安定している分、重い責任を負い、休みもなかなか取れなかったり、簡単に辞めたりすることもできません。

ちなみに、特殊なスキルがない限り、同じような条件(処遇)の会社に転職等をすることはきわめて難しいです。

一方、派遣社員はというと、正社員と比べて低い水準の給料しかもらえず、雇用期間も3年であったりしますが、その分、当然ながら責任は正社員よりは軽く、休みも割り切って取りやすく、嫌だと思えば辞めたりしやすいわけです。

僕個人の意見ですが、同じ働くのであれば、やはり正社員のほうが非正規社員よりは総合的にみてかなり恵まれていると言えると思います。

正直なところ、現時点では、派遣社員やアルバイトで生きていくのはものすごく大変だと思います。

少なくとも、家庭を持つのは経済的に非常に厳しいと言わざるを得ませんし、一人であったとしても好きなことをする経済的な余裕はあまりないのではないでしょうか。

何せ、息をしているだけでもお金がかかる時代ですので。

ネット情報を鵜呑みにしない

このように書くと、私の書いていることもネット情報じゃないかということになります(苦笑)

しかしながら、いろんなネット上の記事(ブログを含む)を読んでいると、

例えば、会社勤めをしたことがない(つまり、就職せず最初からネット等で稼いでいる)人であったり、

会社勤めをしたとしても、1年とか3年とかその程度の経験しかない人が、無責任だと思われることを書いているケースが多々あります。

私のように30年近く会社でサラリーマンとして働いてきた人間から見ると、そういう人たちの書いた記事というのは正直言ってなんて無責任なことを書いているのか、と憤りを感じることが多いです。

また、ブログやアフィリエイト、仮想通貨や株式投資、不動産投資やFXなどで儲かってます!

簡単に、あるいは努力さえすればあなたも会社勤めなどせずに生きていけます!

などといったことを書いている人がたくさんいるわけですが、

本当に書いてあるとおりお金を儲けているのか、また、将来にわたっても問題なく生きていけているのか?は誰にも分かりませんし、

百歩譲って仮にそうであったとしても、それはごく一握りの運が良かった人たちあって、誰もが努力さえすれば可能なものではない(必ずしも再現性があることではない)のです。

それを、あたかも「再現性のある」ことのように書いている。

従って、そのような必ずしも信ぴょう性のない情報を元に、自分の大切な人生の方向性を決定して取り返しのつかないことにならないように、よくよく注意して欲しいと僕は思っています。

フリーランスを否定しているわけではない

僕は、決してフリーランスを否定しているわけではありません。

実際、フリーランスの方を仕事関係で知っていますし、その人たちもそれぞれ自分の人生を楽しんで生きているように思います。

僕が言いたいのは、安易にいきなりフリーランスという生き方を選択する、それだけに頼ってしまう、というのは非常にリスクの高い生き方なんだよ、ということなんです。

フリーランス=気楽に仕事ができる、ということでは決してありません。

気楽であっても、お金がそれなりに安定的に稼げなければ楽しい人生を送ることはできません。

もちろん、お金が全てとは言いませんが、最低限生きていくためにはお金はそれなりに必要なのも事実です。

息をしているだけでもお金が出ていく(家賃がかかる、食費がかかる、税金や社会保険料がかかる)のが現実なのですから。


好きなことをしたいのならなおさらです。

夢を見るなというわけではありません。

ただ、現実を直視しましょうということです。

一度、就職してみるべきだと思う

そんなことを言っていたら、フリーランスという働き方なんてできないじゃないか!

という声が聞こえてきそうです。

ただ、繰り返しになりますが、会社に就職せずに、いきなりフリーランスで「皆が」生きていけるほど世の中あまくはないのです。

まずは会社という組織に属し、その中でいろんな経験をし、いろんな知識や人とのつながりや仕事のやり方などを給料をもらいながら獲得し自分の血肉にするのが賢いやり方であり生き方なんじゃないか、ということを僕は提案します。

よく考えてみて下さい。

右も左もわからない学生気分の抜けない新人を、会社は給料を払っていろんな経験や勉強をさせてくれるんですよ。


そう考えると、一度は就職してサラリーマンを経験してみる価値や意味は十二分にある、と思います。

そういった中で、将来的に、僕のように自分の生き方を変えるための手段として転職を選択する人間もいれば、会社に縛られないフリーランスという働き方を選択する人間もいる、

ということなのであれば良いのではないか。

当然、フリーランスという働き方を選択するのは、転職して別の組織に属するよりもハードルが高いですし(より特殊なスキルが必要)、高いリスクをとることにもなりますから、そこは覚悟しなければいけません。

但し、この場合は、いきなりフリーランスになるよりはリスクの程度は下がっているはず。

というのは、一旦、組織での経験があるわけですから、仕事に関するベースは出来ているはずですし、

世の中の仕組み(一言で言うと世の中そんなに甘くはないということ)がある程度分かったうえで、それでもフリーを選択するということは、それなりに自信もしくは勝算がないとできないはずなのです。

もちろん、それでも失敗する人はたくさんいます。

私の知り合いでも、ある難易度の高い資格を取って会社を辞めて独立開業した(フリーになった)ものの、結局、うまくいかずに会社勤めに戻った人がいます。

その人は、会社勤めに戻れたからまだよかったですが、中には戻れない人もいると思います。

そうなったら、家庭持ちは離婚か一家離散か、ということにもなりかねません。

収入がなければ生活保護を受給することになるかもしれませんよね。

そうなっても、あなたは絶対に後悔しない、と言えますか?

僕が伝えたいこと

いろいろと書いてきましたが

・まずは会社に就職しよう

・会社で働いて、仕事のやり方など、将来の自分のベースになるものを獲得しよう

・その後、自分はどのような人生を生きたいのかにより、方向性を考えればよい

・その結果、フリーランスを選択するのであればリスクヘッジの手段を考えよう

 リスクヘッジの手段としては、

 最悪は会社勤めに戻れるような強味(スキル)を持つこと

 本業以外に収入を獲得する方策(副業)を持つこと


今日も田中のブログを読んでくれてありがとうございます。

「働きたくない大学生へ告ぐ!会社はお金がもらえて勉強できる場所です」でした。

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